短納期とデザインの自由度を実現する最新技術

かつて広く普及していたインクジェットプリンタを使用するサービスでは、
インクが渇くまで一定の時間がかかるため納期が遅くなることもありました。

また、インクジェットでの印刷は霧状に吹き付けられた染料が
素材に滲んで色を染める仕組みであることから、細かなデザインを
表現するのが難しい場合もありました。

一方、昇華型インクには染料と分散安定剤が混合されており、
印刷時にのれんに使用するポリエステルなどの素材に吹き付けられると同時に
熱が加えられ、分子結合が行われてインクが定着し色が染められる仕組みです。

この性質により従来の印刷技術と比較して色が鮮やかに出るだけではなく、
経年劣化による色落ちが少なくなったほか、滲みの範囲が極小となることから
細かなデザインの再現も可能となりました。

インクジェットのれんの表現

また、速乾性も高いためスピード仕上げに大きく寄与するのも、
急にのれんが必要になったシーンでは重要なポイントです。

これだけの最新技術が詰め込まれていながらも、従来型の印刷技術と
コスト面でほとんど違いが無くリーズナブルな料金が発注できるのも嬉しいところです。

時間がない時に特注ののれんが必要になったら諦めてしまう前に、
まずは昇華転写染めを採用した印刷業者に相談してみるのがおすすめです。

ネット通販で発注すればデザインもすぐに完成

昇華転写染めが可能な業者に特注ののれんを注文する際には、
元となるデザインの原稿が必要となります。

自身で作成できる場合は指定された縦横のサイズを合わせて、
jpegなどの画像フォーマットで出力した原稿を専用フォームから
アップロードします。

困ってしまうのが自身でデザインが作成できないケースですが、
そんな時でも多くのネット通販の公式サイトなら素早く原稿を完成させることも可能です。

ウェブブラウザから利用できるツールが提供されており、のれんの素材や形状、
サイズが決まったら豊富なテンプレートから画像やフォントを選択します。

理想ののれんを選択

飲食店や量販店などの業種別をはじめ、食べ物や家電製品などのアイコン、
季節や風景などさまざまなテーマがあり、利用目的に合った素材を見つけることができます。

既に用意されている完成されたデザインを使用できるほかにも、
それらの素材を自由に選択して組み合わせることも可能です。

全てを決定すれば完成形をイメージできる画像が表示されるので、
満足できればその場で発注できます。

注文内容の確認が済めばすぐさま昇華転写染めによる印刷が行われ、
スピード仕上げで指定された住所に特注ののれんが配送されます。